通常保育、休日保育、一時保育の違いやそれぞれのメリットを知ろう!

学童保育にお子さんを預ける場合、親御さんがすでに働いているのか、勤務日が休日なのか、育児休暇中なのかによって、どの保育形態を利用するか異なってきます。

それぞれのメリットを知ることでどのように施設を利用すればよいかがわかりますので、以下にみていきましょう。

1. 通常保育、休日保育、一時保育の特徴

学童保育には、通常保育、休日保育、一時保育と、お子様を預かるいくつかの形態があります。それぞれの特徴を紹介します。

1-1. 通常保育

通常保育は、日中から夕方ごろ、親御さんが仕事を終えるまでの時間、保育サービスを提供する形態のことをいいます。お子様は、登園してから園内のおもちゃで遊ぶなど、集団保育でさまざまな体験ができます。幼稚園と比べると預かる時間が長く、お昼寝やおやつの時間を終えたら降園となります。

1-2. 休日保育

休日保育は、日曜日や祝日や夏休み期間の間、また、お仕事や家庭の事情で親御さんが家を空ける場合、お子さんは学童保育で遊びながら親御さんを待つことができます。
通常保育と違い、休日保育はやむを得ない理由で預かる場合が多いので、集団保育を行わず、自由に遊ばせる自由保育を行います。
園によって金額の変動はありますが、おやつ代や日額の保育料を支払う必要があり、親御さんのお迎えの際に、料金を支払うことが多いようです。

1-3. 一時保育

一時保育は「保育に欠ける」状態に該当しなくても利用が可能なので、育児休暇中で用事がある方や、育児疲れをリフレッシュしたい方が、一時的に子どもを預けたいときに事前に園に連絡をすることで利用ができます。
しかし、その園の保育士の人数によって、受け入れのできる子どもの人数が限られます。また、すべての施設で一時保育を利用できるわけではないので、事前に問い合わせをしましょう。
施設によって、受け入れている月齢もさまざまで、生後2カ月の赤ちゃんから受け入れている園もあれば、1~2歳からでないと受け入れができない園もあります。

2. 通常保育、休日保育、一時保育のメリット

それぞれの保育形態の特徴によって、そのメリットも異なります。

2-1. 通常保育のメリット

通常保育では、朝10時~12時ごろになると、一斉保育をする園がほとんどです。一斉保育の内容は園の教育方針によって個性があり、音楽に合わせて体を動かすリトミックや、自然とのふれあいを大切にするために自然の多い場所で遊ぶなどします。
年長の子の一斉保育は、習字やひらがなワークなどをして、小学校で座って授業を聞くための練習をする園もあります。小学校にあがると環境が大きく変化するので、お子さんに精神的な負担がかかってしまいますが、こういった小学校にあがるための練習ができるのも、通常保育のメリットです。
子どもを預かる時間も長く、園によっては朝の7時から夜間まで預かることができる場合もあるので、仕事が朝早く、夜遅い親御さんのサポートが可能です。また、弟や妹が産まれ、お母さんが家にいる場合でも、すでにほかの施設に通っているお子さんはそのまま通常保育を受けられるので、産後で赤ちゃんのお世話に専念しているお母さんの助けにもなります。

2-2. 休日保育のメリット

さまざまな業務形態により、土日祝日の勤務もある親御さんにとっては、休日も保育園を利用できるのが休日保育の最大のメリットです。また、冠婚葬祭などの用事でお子さんを連れていけない場合でも、預けることができます。

2-3. 一時保育のメリット

一時保育は「保育に欠ける」状態に該当しなくても子どもを預けることができるので、ちょっとした用事がある場合や、育児のストレスをリフレッシュしたいときにも利用できるのがメリットでしょう。
近年、育児ストレスによる虐待や、親御さんの精神的疾患が問題に挙げられています。育児休暇中となると、子育てを家庭内で収めようとする親御さんが多いので、子育ての悩みを専門家に共有するという意味でも、一時保育は重要な役割を果たすでしょう。
また、今後復職などで保育園を利用するにあたって体験保育としての利用もできるので、お子さんに合った保育園を選ぶ材料にもなります。
家庭での育児から保育園に預けられると、子どもは病気やウイルスをもらいやすく、体調を崩しやすくなってしまいます。一時保育を月齢が早いうちから利用することで、子どもが病気に強くなるだけでなく、園に慣れるのも早くなり、親御さんの社会復帰のサポートにもなります。

3. まとめ

学童保育などの施設では、通常保育や休日保育、一時保育をライフスタイルによってうまく使いわけていただくことで、親御さんのお仕事や、お子様の成長のサポートをしていきます。

「エンジェルキッズ学童クラブ」では、通常保育は午後9時までお預かりしているので、お仕事が遅くなってもご安心ください。また、急な用事やお仕事が入っても、休日保育や一時保育をご利用になれますので、お子様の預け先にお困りの方は、ぜひご連絡をお待ちしております。

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