学童保育の見学はいつからがいい?種類や選び方のポイントなどを解説

仕事で帰りが遅くなるときなど、子どもの放課後の過ごし方に不安ももつ親御さんも多いでしょう。学童保育は、両親が働いている家庭には、必須ともいえる施設です。

もし学童保育を考えているなら、見学や説明会などを活用し、どの学童保育が子どもに合っているかチェックしてください。ぜひ学童保育を利用し、不安を取り除きましょう。

1. 学童保育の見学はいつからがいい?

幼稚園や保育所も終わり、小学生になったといっても、子どもはまだまだ小さく、一人にするのが不安という親御さんも多いでしょう。両親が働いていると、放課後まで仕事ということも少なくありません。そんなときに便利なのが学童保育です。

ただし、学童保育には種類が多くあり、どこを選べばいいのか迷うこともあります。選び方で迷ったときには、見学してお子様にぴったりの施設を選びましょう。

1-1. 人気の学童保育は早めに受付

地域差もありますが、随時見学ができる学童保育施設が多くあります。ただし、人気の施設ほど受付や締め切りが早いので、気になる施設は、早めに見学しておくといいでしょう。
なかには合同見学を開催している場合もあり、利用しやすくなっています。施設によって見学ができる期間はさまざまなので、事前に問い合わせをするのがオススメです。

1-2. 申し込みがはじまるタイミングは?

10月から11月の間は、来春入学する児童の就学前健診がはじまる時期です。就学前健診の書類の中に、公立と民間の学童保育の入会申込書類が同封されるケースも多いので、忘れないようにチェックしましょう。
お子さんが幼稚園や保育所に通っている場合は、貼り紙で知らせることも多くなっていますが、こちらも見落とさないように注意が必要です。

2. 学童保育は何種類あるの?

学童保育は、大きくわけて、公立と民間があります。学童保育の正式な呼び方は「放課後児童クラブ」ですが、一般的には学童保育と呼ばれます。また、学童保育とは別に、文科省管轄の「放課後子ども教室推進事業」もあります。それぞれメリットやデメリットがあるので、以下に見ていきましょう。

2-1. 児童館と併設も多い公設公営

公設公営の学童保育は、児童館や学校と併設されることも多く、管理や設置は自治体が行います。幼稚園や学校と同じ公務員が指導にあたり、異動もありえます。
公設公営のメリットは、保育料が無料、または数千円と安いことです。また、学校や児童館と併設しているので、安心して通えるのが強みです。

2-2. NPOが運営する公設民営

公設民営の学童保育は、設置は自治体が行いますが、運営自体はNPO法人もしくは民間企業が運営しています。公設民営でも児童館や学校と併設していることが多く、通いやすいのはメリットです。また、保育料も公設公営と同じように安いので、利用しやすいでしょう。

2-3. 保育所運営タイプ

幼稚園や保育所が、補助金を受けて運営しているタイプの学童保育もあります。こちらは幼稚園や保育所の卒業生が通うことが多く、保護者の要望から設置されるケースも少なくありません。幼稚園や保育所の先生がそのままシフトすることも多く、保護者の方も安心して預けられる点もメリットです。

2-4. 民間が経営する学童保育

民間の企業や学習塾が運営管理をする学童保育もあります。年齢制限や親の仕事の有無も関係ないので、お泊まりなどの利用も可能です。なかには親の帰りが遅い子どもに向けて、食事を提供する学童保育もあります。ただし、公設の学童保育と比べると、入会金や保育料が高めですので注意が必要です。

2-5. 放課後子ども教室の活用もあり?

放課後子ども教室は、文科省が管轄している学童保育です。学童保育は親が働いていることが条件になる場合も多くなっていますが、放課後子ども教室は、どんな児童でも利用できます。
施設にほかの学童保育が併設されていることも多く、ほかの学童保育の児童同士で触れ合いも可能です。また、料金も安めに設定されているので、利用しやすい学童保育として人気があります。

3. 学童保育見学のための季節準備

学童保育の見学や受付は、随時行ってくれるとは限りません。学童保育で条件のいい施設を探すなら、季節ごとに準備しておくのがオススメです。

3-1. 春から夏前の準備

幼稚園や保育所で年長組になると、小学校の準備などで忙しくなります。学童保育の見学を考えているなら、前年の春のうちに、スケジュールを立てて用意しておきましょう。公設にするか民設にするかも考え、ネットや口コミで探しておくのがオススメです。

3-2. 夏休みにやること

夏休みはお祭りなどをきっかけに、交流が生まれることもあります。また、地域のサイトや掲示板などでイベントがチェックできる可能性もあります。積極的に利用して、学童保育の子どもの様子を伺ってみましょう。

3-3. 秋から冬にかけての準備

秋になると、来春の小学校に向けて、就学時健診が行われます。学童保育の説明会なども開かれるので、見学の案内の書類などもチェックしておきましょう。ただし、施設によっては、説明会が開催されない可能性もあります。その場合は「入所を検討しているのですが」などと、問い合わせをすれば安心です。

3-4. 冬休みにやること

年末年始は、施設で入所説明会などが開催されることが多いので、できれば親子で参加してみましょう。入所を検討していない施設でも説明を受けておけば、ほかの学童保育の様子もわかります。指導員に質問もできるチャンスなので、積極的に利用してみてください。

4. 学童保育見学のベストな時間帯は?

どの施設にするかを決めたら、見学に行ってみましょう。見学をするのに一番いい時間帯は、実際の児童の行動がわかる夕方頃がオススメです。資料だけではわからない生の現場を見られるチャンスなので、見学はしておいたほうがいいでしょう。複数の候補があるなら、すきま時間を利用して、すべての学童保育を見学するのもポイントです。

5. まとめ

学童保育の見学の時期や、学童保育の種類、見学のための準備などを紹介しました。学童保育は、働いている親が対象となるケースが多いですが、放課後子ども教室などは全児童が対象となるので、チェックしておきましょう。学童保育を上手に活用して、育児と仕事を両立してみてください。

学童保育の施設をお探しなら、ぜひ一度「エンジェルキッズ学童クラブ」にご相談ください。通常保育だけでなく、休日保育や一時保育など、保育のお手伝いをいたします。お気軽にお問い合わせください。

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