学童保育に送迎サービスはあるの?子どもが使える送迎サービスもご紹介

お子様が放課後、友達や指導員とのびのびと過ごすのが、学童保育です。忙しさから、学童保育にいるお子様をお迎えに行けないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、学童保育に送迎サービスあるのか、子どもの送迎問題を解決する諸送迎サービス・アイデアについて解説いたします。

1. 学童保育に送迎サービスはあるの?

放課後以降、子どもたちを預かってくれる学童保育ですが、送迎サービスがあるかどうかは、施設によって異なります。
実は学童保育には、学校に併設されているような公設のものと、民間企業や学校法人が運営する民設のものがあるのです。
公設の学童保育は、地域の人の協力や学校内で運営されていることから、18時ごろまでしか預けられません。そのうえ、スタッフや設備がそれほど充実しているわけではないので、送迎サービスを行っているところはほとんどないでしょう。料金が安く、手軽に子どもを預けられる公設学童保育は、最低限の預かり保育にすぎず、送迎は合間を縫って行く必要があるのです。

一方、民設の学童保育は18時以降も預かってくれる施設が多く、送迎サービスもついていることがあります。オプション料金という形にはなりますが、具体的には「19時便」「20時便」のように、決まった時間に学童保育からバスが出発し、対象の児童を順番に家へ帰していくという流れです。
さらには、習い事送迎サービスのある施設もあり、そちらでは、学童から習い事の場所まで送迎してくれます。習い事が夜からはじまるなら、子どもは学童から直接習い事に行かせ、そのあとお迎えに行けるでしょう。
このように、学童保育における送迎サービスの有無は施設によって異なりますが、民設の学童保育では、実施しているところも多いでしょう。

2. 送迎サービスを探そう

「学童に送迎サービスがないから通わせるのはあきらめよう」というのは、まだ早いのです。中には、子どもでも利用できる送迎サービスというものが存在します。市区町村が運営するサポートセンターから子どもだけでも乗れるタクシーまで、親がコンタクトをとれば、利用できるのです。ここからは、4つの送迎サービスを紹介いたします。

2-1.送迎シッター

子どものお守りというイメージのあるシッター、実は、送迎の仕事を請け負っている方もいます。子どもと接するプロなので、シッターを必要以上に怖がって、送迎がうまくいかないことは少ないでしょう。とはいえ、人には相性がありますから、事前の面接は大切です。継続して利用すると信頼関係も築けて、利用しやすくなるでしょう。

2-2.送迎タクシー

タクシーには、子どもだけで乗車できる送迎サービスもあります。事前にタクシー会社に予約をすると、子どものひとり移動をサポートしてくれるのです。事前の打ち合わせで送迎先にタクシーが来る旨の連絡や、送迎先への到着報告など、手厚いサポートで安心できるでしょう。
ただし、利用までに時間がかかりますし、車に子どもと運転手がふたりきりになるので、不安感を抱く人はやめた方がよいかもしれません。

2-3.ファミリーサポートセンター

ファミリーサポートセンター厚生労働省が構想・設立した、育児や看護を援助してほしい人と援助したい人による、会員制のサポートサービスです。厚生労働省が構想・設立し、市区町村ごとに会員を仲介するセンターが配置されています。
学童の送迎サービスという場面では「育児を援助してほしい利用者が、センターに申し込み、センターが援助したい人に業務を打診→援助を提供する人が認証」という流れで援助を受けられるのです。
こちらのサポートは、信頼と助け合いの心で成り立っているため、基本的に料金は安くなっています。ただし、市区町村によっては援助が必要な人が多すぎて、サポートを受けられない場合もあるので、まずはお住まいのサポートセンターを確認しましょう。

2-4.シルバー人材センター

シルバー人材センターは、協力者が60歳以上のサポートセンターで、まだまだ人のために働きたい高齢者が、家事などのサービスを代行してくれます。利用する際には、センターに連絡し、実際に面談を行ってからサポートを受けられます。
しかし、センターが人材を探すまでに2~3週間かかることが多く、面談は平日になるため、なかなか現実的ではないという方もいらっしゃるでしょう。

3. 送迎問題を自分で解決するには

送迎問題をサポートサービスに頼ることなく、自分の力で解決する方法もあります。問題が完全に解決しなくても、少しは好転することもあるでしょう。ここからは、送迎問題を好転させるためのアイデアをご紹介します。

3-1.友達の親を頼る

子どもの授業参観や行事などで、親同士仲良くなる方は多いことでしょう。そのまま打ち解けてよき友人になることもあるかもしれません。子どもの学童が一緒なら、一緒に送迎をお願いするのもひとつの手です。
もちろん助けてもらうばかりではなく、代わりになにかの作業を行うなど分担することが大切です。一方ばかりが負担を負うのではなく、助け合うことで、親子ともによい関係が築けるでしょう。

3-2.親族を頼る

自宅の近くに親族が住んでいる方は、思い切って送迎をお願いしてみるのはいかがでしょうか。親族はお子様の小さいころを知っているうえに、愛着から請け負ってくれるかもしれません。身内であるため安心感もあり、お子様もリラックスできることでしょう。

3-3.友達と一緒に帰らせる

お子様がある程度成長してきた場合や、夜の明るい夏の間は、お子様を友達と一緒に帰らせるという解決法もあります。学年が上がってくると、学童保育の中には、お子様のみで家に帰ることを許可するところもあるのです。ひとりでは危険なことを教えたうえで、複数で帰宅させるのも、送迎問題の解決につながるでしょう。

4. まとめ

本記事では、学童保育の送迎事情についてご紹介いたしました。送迎サービスは、民間の学童に限られますが、ほかにも各種送迎サービスを使う方法もあります。また、送迎サービスの費用が気になる方は、身の回りの人に頼るのもひとつの方法です。

「エンジェルキッズ学童クラブ」では送迎を行っております。忙しくお迎えをするのが難しい方でも大歓迎です。ぜひともお気軽にお問い合わせください。

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