イギリス本場のバーバリーと日本展開のバーバリー

イギリス本場のバーバリーと日本展開のバーバリー

イギリスを代表するブランドとして名高い『バーバリー』Burberryといえば、やっぱりトレンチ・コートが代表格です。そしてやっぱりバーバリー独特のキャメル地に黒と白とア赤の「バーバリークラシックチェック」です。バーバリーのチェックにもいろいろありますが、パッとみれば「これはバーバリー」と分かるバーバリーの柄を着ているかわいい子供の姿を見ると「なんてお洒落な子供なんだ?!」と、値段うんぬんはもちろんですがキュートな姿におもわず笑みがこぼれます。

バーバリーは素材のクオリティの高さでも、もちろん評判の高いブランドです。ひとめで分かるバーバーリ柄もあれば、バーバリー柄が使われていないものもあります。パッとすぐに見てわかるバーバリー柄じゃないとねぇ~と言う人もいれば、あえてあのバーバリー柄じゃないのがいい。という人もいます。イギリスを代表するブランドの代表格のバーバリーを好き?かどうかは大きく分かれるところでしょうが、バーバリーが好きなブランドだという人のほうが多いような気がするほど特に冬場になると感じます。

初めてのバーバリー

初めてのバーバリーを手にしたものはいったい何でしょう~?!やっぱり王道で定番中の定番の「マフラー」それとも「コート」?!1990年代後半には、高校生の制服にはバーバリー柄のマフラー。とまるで制服指定のマフラー状態のように、バーバリーのマフラーは高校生のマストアイテムのひとつにもなっていました。な~んちゃってバーバリー(つまりニセモノ)がたくさん出回っていたほどなので、高校生が本物のバーバリーのマフラーをしていたのかどうかは分かりませんが、バーバリーのマフラーの人気は高校生の中では不動のものでもありました。

バーバリー柄じゃなくても、やっぱりマフラーはバーバリーよ!だってとっても暖かいんだもん~♪!と実用面でも、バーバリーをイチオシにして愛用している方もたくさんいるので、やっぱり何枚か欲しい!と思っていませんか~

マフラーじゃなく、トレンチコートが欲しい!と思っている方も大勢いるでしょう~!日本人が大好きなオードリー・ヘップバーンの「ティファニーで朝食を」で着用しているのが、これまたバーバリーのトレンチコート。1964年の映画『シェルブールの雨傘』で、カトリーヌ・ドヌーヴが披露しているコートも、これまたバーバリーのトレンチコート。風ですこしだけ裏地がまくれているのが、バーバリーの裏地。とてもスパイスとして効いています。

バーバリー・ブルーレーベル
若い女性なら、若い歌姫が結婚記者会見のときに着ていたバーバリー柄のミニスカートは、なんと記者会見の翌日に東京中のお店からあのスカートが姿を消えたという伝説が残るほど、すごい人気でした。ちなみに若い女性から絶大な人気を誇ったバーバリーは『バーバリー・ブルーレーベル』です。女性向けそれもターゲットをさらにしぼった18歳~25歳までの女性向けに打ち出された『バーバリー・ブルーレーベル』は女性から大人気となりました。『バーバリー・ブルーレーベル』が発表されたのが1996年(平成8年)ですが、本場のイギリスのバーバーリーとは違って日本独自で三陽商会がバーバリー本社とライセンス契約を結んで日本独自で展開してるブランドです。もちろん、価格帯もまったく違います。本場のイギリスのバーバリー同じチェックは使えないので、チェックもびみょ~に違っています。そして日本人女性の体型にあって作られているので、サイズ展開もバーバリー・ロンドンとはまったく違います。
バーバリー・ブラックレーベル
若い男性に支持されたのが『バーバリー・ブラックレーベル』です。こちらも三陽商会がバーバリー本社とライセンスを結んで独自に展開しているブランドになりますが、若者らしい細身のデザインであったり大胆なデザインが好印象で価格帯も、イギリスのバーバリーよりも価格設定がかなり違います。たとえば、イギリスバーバリーのヘリテージトレンチコートなど、25万円ぐらいします。ブラック・レーベルなら素材は綿ですが15万円ぐらいで手にすることができます。

イギリス本国のバーバリー

今までバーバリーとライセンス契約を結んでいた三陽商会ですが、2015年春夏シーズンを最後にして今までライセンス企画販売していた「バーバリー・ロンドン」を最後に三陽商会とのライセンス契約が終了することになりました。「えっ!!バーバリーがなくなるの?!」と心配されるかもしれませんが、2015年春夏シーズン以降からは、イギリスのバーバリー本社が日本法人を通じて、直営店展開することになったんです。

「じゃあ、ブルーレーベルはどうなってしまうの~?!」これはですね、今まで「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベ」として展開していたのを「バーバリー」のブランド名を外して「ブルーレーベル」「ブラックレーベル」として、三陽商会はイギリスのバーバリー本社とライセンス契約を3年間結ぶことになりました。

日本での展開

イギリス本社のバーバリーとして2000年(平成12年)に一番最初の旗艦店がオープンしました。場所は銀座の中央通りです。銀座の次には表参道、続いて丸の内とオープンしました。ちなみにイギリスのバーバリー本社では、日本国内にある直営店を2016年までに37店舗までに増やすという計画を発表しています。

世界戦略を視野にいれた戦略というのは間違いないようで、2010年にはスペインでバーバリーのライセンス契約から直営店展開に切り替えていったことで成功を収めたことも、イギリスのバーバリー社としては考えたのでしょう。

ちょっと・・ちょっと待ってちょうだい~~!!という気持ちもしないでもありません。特に地方に住んでいる人からすれば、とっても分かりやすいブランドでもありバーバリー柄を着ていれば文句言わせないわよっフガーッ!と鼻息荒い人からすると、トホホな気持ちになってしまうかもしれません。

不思議なことに地方に行けばいくほど、とてもわかりやすいブランドが好まれるようで、バーバリー柄のチャックを着たシャツを着たおばちゃんやおじちゃん。バーバリー柄のワンピースを着たマダム風。バーバリー柄のポロシャツを着た方など、あちらこちらでバーバリーを目にします。もし!!!!本国バーバリーのデザイナーが見たら「がっかり・・」と思ってしまうだろうなぁ~とお気の毒感が溢れてしまいますが、ブランドというものは着る人でずいぶんイメージが変わってしまうのでこれまた仕方ないのかなぁ~という気もします。

これから本格的に直営店展開をしていくバーバリーに目が離せませんが、地方のおじちゃんやおばちゃんは本国バーバリーをどのように着こなしていくのかも大変興味がわくところです。

子供がバーバリー柄を着ているだけで、ほほえましく見えるのに、どうして同じバーバリー柄でもこんなに違うの?!と思えるほど、ある意味全然違うものに見えるところが気になります。


バーバリーチェック

バーバリーチェックはすぐにイメージ思い浮かぶのが、先に述べた『バーバリークラシックチェック』や『ヘイマーケットチェック』として知られている、キャメル地に黒・白・赤で構成されているチェック柄です。この柄は、イギリスの「窓ガラス」という意味がある「ウインドーペーン」といわれるタータンから、「カントリー・タータン」と呼ばれる柄をアレンジしたものです。もちろん「バーバリーチェック」として登録商標されていますが、一番最初にこの『ヘイマーケットチェック』もしくは『バーバリークラシックチェック』と呼ばれる柄が使われたのは1924年なので日本が大正13年のことでした。

トレンチコートの裏地として使われたのが一番最初ですが、1967年(昭和42年)にはスカーフや傘などいろいろなアイテムで『ヘイマーケットチェック』が使われるようになり、今ではいろいろなバリエーションのバーバリーチェックがあります。

バリエーション

ハウスチェック
幅広になっていて『ヘイマーケットチェック』をもっと大きく拡大したものです。そして色合いも淡くなくて、濃茶や白を使用してコントラストをはっきりさせた色になっています。登場したのは2006年(平成18年)のコレクションでクリストファー・ベイリー(現在・バーバリーのプローサムのクリエイティブデザイナー)が発表しました。最近では革製品の小物のデザインやレディースのバックデザインなどでもつかわれています。
メガチェック
別名はジャイアントチェックと言われるほど、ハウスチェックのラインのがさらに幅広バージョンになったチェックです。縦横に極太そして細いラインを大胆に配置したカジュアル志向が強いチェックになっていて、「バーバリー・ブリット」のシャツやバッグ、そしてコート裏地などに多用されています。メガチェックにはカラーバリエーションも多くなっています。
スモークドチェック
(2)ハウスチェックの色調をベージュ地にブラウンの濃淡のラインに変更している、落ち着いたカラーのチェックです。主にレディースのバッグや革小物などに使用されています。
ノバチェック
ターゲットが若者マーケット向けになっているもので、太いラインで菱形で斜めにラインを配置して幅を広く取ったパターンとして登場したものです。ノバチェックはさわやかな印象を出したい時などに使われていて、女性向けハンドバッグなどに使われることが多くなっています。
スモークドチェック
(1)ミリタリーカラーにも近くて、渋く落ち着いたカラーのチェックです。組み合わせは、ブラウン地の濃淡と濃緑のラインを組み合わせています。主にメンズのバッグや革小物などに多用されています。
ビートチェック
黒地にグレーの濃淡のラインが組み合わされている、シャドウチェック調の落ち着いたチェックです。バッグや革小物などにつかわれています。
ブルーレーベルチェック
日本オリジナルのブルーレーベルで使われるチェックです。レディースでは水色地または薄ピンク地に白と赤で、メンズは黒地に白とベージュのチェックです。
ブラックレーベルチェック
日本オリジナルのブラックレーベルで使われるチェックです。紺地または黒地に白と赤のチェックです。
バーバリー・ドット
日本オリジナルでブルーレーベルで使われていました。バーバリーでありながら、ドット柄です。展開されたのは、2004S/Sシーズンからでしたが、最近はあまり使われていません。